ファインチューニング
強化されたPerformance Vent System (PVS®)により、船外機ジョイスティック操舵 (JPO) を使用して、前方および後方推力を最適化し、より優れた制御を行うことができます。排気孔のサイズを変えてエンジン回転数をコントロールするだけで、性能の低下を防止し、積載重量の変化に対応します。これは、Mercury独自の技術です。
フォワード操作
- ブレードの吸引側にあるPVS孔により、気泡がプロペラに入り、必要に応じてプロペラをホールショットでスリップさせることができ、操縦者は様々なPVSプラグ (完全に閉じた/部分的に閉じた/完全に開いたプラグ) を使用して、ホールショットをカスタマイズできます。 また、完全に取り外すこともできます。
- ボートの走行中、水がPVS孔を通過して、シールが形成されます。
リバース操作
- 排気気泡は、ブレードの圧力側にあるPVS孔から放出されます。
- 気泡はプロペラを回避しながら船舶の下を流れ、プロペラとの接触を回避します。
- プロペラを回避することで、リバーススラストが最適化されます。
Flo-Torq® X
V10プラットフォーム専用に設計されたMercury Flo-Torq Xプロペラハブは、目立たないものの、最も重要なパーツと言えます。シフトチェンジ時には曲がり、騒音や振動を低減するだけでなく、V10船外機からのパワーをスムーズにプロペラへと伝達します。プロペラが水中の物体に接触した場合、Flo-Torq Xハブが衝撃を吸収し、下部ユニットの保護を強化します。新しいハブを取り付けるだけで、水上に戻ることができます。メンテナンスサービスは必要ありません。
さらに上のパフォーマンス
Mercuryはアルミニウムとステンレススチールで、世界でも最高の品質とパフォーマンスと耐久性を持つ船舶用プロペラを作り上げました。最も売れているのも納得です。これまでの経験、専門知識、そして独自の技術であるFlo Torq®、Mercalloy®、X7®合金、PVS® (パフォーマンス・ベント・システム) が、真の競争優位性を与えています。最高の総合的ボート性能を得るには、Mercuryプロペラ以外には考えられません。
世界第一級のMercuryプロペラの製造は、一筋縄でいかない仕事です
世界最高峰のMercury Marineプロペラを製造するには時間もスキルも必要で、高度なエンジニアリングとノウハウは言うに及びません。 3ダースほどのMercury社スタッフは世界一のプロペラを作っています。着想から完成までの全オペレーションが、ウィスコンシン州フォンデュラクにあるMercuryのプロペラ製造施設に集中しています。
ステンレススチール15-5: 限界のパフォーマンスを補完する優秀な防腐性能
15-5ステンレススチールを特別に配合し、強度と防腐性の完璧なバランスを維持します。淡水用品にも海水用品にも完璧な保護性能を発揮します。これはMercuryのプロペラ用に特別に開発されました。