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Mercury Marineは4回目の 「グリーンマスター」 の称号を授与された
Mercury Marineはウィスコンシン州サステイナブル・ビジネス委員会より4年連続で 「グリーンマスター」 の称号を授与され、同州フォンデュラックの製造業者175社の参加企業の中でトップ20%の地位を保ち続けています。この知らせはこの水曜日に、ミルウォーキーで開かれた2015年ウィスコンシン州サステイナブル・ビジネス委員会年次総会の場で通知されました。
このグリーンマスター・プログラムはサステナビリティ (持続可能な地球環境) に関する諸問題を広範囲に調査して企業を評価します。Mercuryはエネルギーと水資源の保護、廃棄物管理、地域社会への貢献と啓蒙活動に関して極めて高い評価を受けました。Mercury Marineは9つあるサステナビリティの調査項目のほぼ全てで同州の平均点以上を獲得し、総点は592点中479点でした。これは2013年よりも37点高く、また平均点は314点でした。
「サステナブルな製造工程を使って最高にサステナブルな製品を作り出すことは、弊社Mercury Marineの血肉となっています。」 とMercuryのジョン・ファイファー社長は語ります。「弊社は、製品の設計製造、従業員の福祉方針、地域社会への啓蒙活動と貢献など事業のあらゆる側面において、サステナビリティという極めて意義深い目標を設定し、それを責任を持って実現に移しています。」
Mercury Marineが得た評点は、従業員が率先して行った取組みが功を奏したものです。大学での学位取得の促進や社内研修プログラム、健康指導と職場での減量支援を始めとする個人別健康促進プロジェクト、またユナイテッド・ウェイやリレー・フォー・ライフや食物の地産池消推進活動および軍隊支援活動などのさまざまな組織活動への資金集めなどの取り組みです。
Mercuryは2011年に初めてグリーンマスターの称号を得た。
「最初にこの栄誉ある重要な称号をいただいたときは実に光栄に感じました」 とMercury Marineのグローバル販売・マーケティング担当社長のケビン・グローヅキは語ります。「こうして4年連続でこの称号をいただいたのは、Mercuryの技術革新とサステナビリティへに向けたあらゆる努力の大きさを物語っています。弊社のお客様方はMercuryを海洋船舶業界のリーダー会社だと見てくださっており、弊社はこれからも引き続き、できる限りのサステナブルな製造工程をを用いて最高度にサステナブルな製品を製造してまいります。」
ウィスコンシン州サステイナブル・ビジネス委員会はMercuryが新発売したエナーシャECOプロペラについて、同社の環境に優しい製品に対する責任ある活動を象徴するものだと指摘しました。このECOプロペラは大馬力の船外機エンジンとして特別に設計されており、通常の巡航速度で従来のMercuryのプロペラと同等の性能とし従来性能を引き継ぎながら燃費が10%向上します。
「このたび4年目に当たり、Mercury Marineはサステナビリティに対する際立った献身を示してくれました。」 とウィスコンシン州サステイナブル・ビジネス委員会のトム・エッガート事務局長は語ります。「Mercury Marineはこのグリーンマスターズ・プログラムの中で常に上位20%の評点を維持している数少ない企業の一つです。」
Mercury社2014年のその他の業績
エネルギーの責任ある消費
- 周波数可変式駆動、デジタルによる直接制御、需要抑制型高効率通気システムなどの採用によるエネルギー保護。
- 工場の事務所や戸外に高効率照明を用いた照明の更新により明るさを増しながらエネルギーを削減。
- 工場で使うバーナー装置のピーク時性能の再調整によりバーナーの火力を上げながら効率も向上させて、使用するエネルギーを削減。
排水の処理
- 油分を含む排水 (部品洗浄や装置の冷却に用いる) を社内で処理し、およそ50万ガロンの排水の社外への持ち出し処理を削減しました。この社内処理により、会社の敷地内外での水輸送は距離にしておよそ22,750マイル分削減され、関連する環境への悪影響も低減できました。
電子部品・材料のリサイクル事業 / オフィスの整備
- Mercury MarineはFond du Lac地区にMercury美術館を開館した際の行事の一環として、この地域での電子部品・材料のリサイクル事業 を行いました。リサイクル用に電子ごみを持ってきてくださった方々に同博物館への無料入場券をお渡ししたのです。こうして集めた電子ごみは合わせて12.3トンに上りました。
- リサイクル用の収集箱は通常のごみ収集箱の隣に設置しました。
- 個人用のプリンター/スキャナーを廃止して多機能装置を導入して皆で共同利用としました。
- コピーと印刷は両面印刷の設定にしました。
- 紙で保存していた書類とファイル類の電子化を進めました。
- 全社的にメーリングリストを見直し、ジャンクメールを含め大幅に削減しました。
- 事務用備品など (紙、トナー、インク・カートリッジなど) を環境に優しい品に変更しました。
- 使い捨て紙コップの分量を減らすため、会社が従業員に3,500個の再利用可能なマグカップを配りました。.
節水
- Mercuryは、社内テストセンターから送られてくる冷却水を、工学研究/製品開発センターで動力計セルに入れてエンジンを冷却するための補給水として再利用することで、全社レベルの節水を進めました。
- 節水プロジェクトを実行に移し、市水道局の測定システムを利用してMercury社内の水の使用量が常時調べられるようにしました。市水道の使用量は今では常時観測され、消費量が大きく変動したら工場の管理部門に警告が伝わる仕組みになっています。
ゴミ廃棄場
- Mercuryはごみ処理場に向かうゴミの量を50%以上削減しました。
このグリーンマスター・プログラムについてのより詳しい内容、および参加企業の名簿はこのサイトでご覧ください。www.greenmastersprogram.com.